新型コロナウイルス (COVID-19)の症状について調べていると
体の細胞たちに一体何が起きているのか?を考察していくうちに、素人ながら
免疫機能が正常に働かない原因が「カルシウム不足」にあるのでは?と思えて仕方ありません。
今回は免疫とカルシウムの深い関係についてご説明したいと思います。
いつも通り、内容へのご判断は皆さまに委ねたいと思います〜どやさ〜
カルシウム不足の症状とは
カルシウムって骨を丈夫にするためでしょ?
カルシウムを軽く考えている方がほとんどだと思うのですが、これは大きな間違いです!
カルシウムは骨も丈夫にしますが、決してそれだけではありません。
細胞の生存、増殖、運動や胃液や膵液を作る手助け、神経細胞の情報伝達、
心臓や脳の働き、ホルモンの分泌、血液凝固などもカルシウムの働きです!
ではカルシウムが不足するとどうなるか・・・
血液の中のカルシウムの濃度が低くなると、けいれんが起こり、脳のはたらきは鈍くなり、イライラして落ち着かなくなり、最後には意識もなくなってしまいます。
また心臓のはたらきもおかしくなり、脈拍が乱れたり、十分に血液を押し出すことができなくなり、心臓の動きが止まってしまうこともあります。
したがってカルシウムイオンの濃度に少しでも偏重をきたすと、体全体の調子が悪くなり、
人間は死に至ってしまいます。
カルシウムバイブルーカルシウムは生命の炎ー藤田拓男著
どうですか?骨だけじゃなく命に関わる大切な栄養素。
カルシウムが不足すると人は生命を維持できないことがよくわかると思います。
カルシウムと免疫
免疫の働きにおいて、カルシウム(以下Ca)の大切な役割の一つとして
細胞内に外から細菌や異物が入っていないかパトロールして
免疫細胞へ情報を伝える働きをしています。
その流れはこうです
① 細菌やウイルスが体内に入るとCaさんが素早く発見!
②他の細胞へ信号を送り、細胞内へ飛び込んで情報を伝えに行きます。
③細胞から細胞へと情報が伝わり、抗体が作られます
④マクロファージやリンパ球たちがウイルスをやっつけに来ます
白血球やリンパ球の連絡物質である「サイトカイン」を作るのもカルシウムの役割
この情報がたくさん伝達できればできるほど、仲間もたくさん駆けつけてきます
これが正常な免疫の働きです
一方、カルシウムが足りない場合、免疫細胞には何が起こるのかというと・・・
免疫細胞の誤情報による混乱や暴動が起こるのではないかと妄想しています。
まるで私たちの地球で起きている今の状況を体内の細胞たちもそのまま表しているようですね
カルシウムの情報伝達が上手くいかなくなる理由
栄養の偏りなどで血液中にCaが不足している場合
骨のカルシウム貯金を引き出して、血液中に補う緊急処置が発動します。
じゃあ大丈夫でしょ?と安心してはいけません。
実は自分の骨から下ろしたCa貯金は、細胞の中にまで入り込んでしまうため
正確なメッセージを受け取れないまま信号をキャッチできずウイルスを見逃してしまうのです。
細胞内、外のカルシウム濃度に1万倍の差があることがとても重要です
細胞の中にいないはずのCaが突然くるから異常事態に気が付けるのに、
元からCaが細胞の中にわんさかいたら外からの敵の情報が免疫細胞たちに伝わらない!
という最悪な事態が起こります。
今でいうメールフォルダがスパムだらけで、大事なメールを見落とす状態?
あとから開いた時には時すでに遅し・・・・かもしれない。
カルシウムが免疫と深く関わっている事を理解していただけましたか?
カルシウムは食べ物から摂取して腸で吸収されることが大切です。
食事からカルシウムを摂取できない状態が長く続くと
骨貯金からどんどん引き出され、結果骨粗鬆症になるというわけです
カルシウム単体のサプリメントを水で飲むのはダメです!
逆に体にとってよくない状況になります。
その理由は過去記事読んでください〜
貝化石やサンゴの化石で焼いていないパウダー状のカルシウムを食事に混ぜて一緒に食べるのが最も安全で確実なカルシウム補給方法です。
高齢者の方や病気の方の免疫力低いのはご存知だと思うのですが、
その理由は骨密度低下(カルシウム不足)が原因だと思いますが他にも大切なことがあります。
そのお話はまた次回書きたいと思います!