カルシウム

~睡眠の科学~どうして寝る子は育つのか?

昔から言い伝えのように耳にしてきたこの言葉

「寝る子は育つんだから夜更かししないで早く寝なさい!」(byおかん)

今まで当たり前に聞いてきたけれど、どういう原理で寝る子は育つのか?

睡眠とカルシウムの関係について考えてみたいと思います。

最後までお付き合い頂けると嬉しいです💛

寝る子はなぜ育つのか?

骨は人が寝ている間に忙しく働いてくれています

骨ってただの塊や物体ではなく、細胞の集合体だと知っていますか?

骨を作るのが骨芽細胞

骨を壊すのが破骨細胞

それぞれが役割分担をし骨を強く大きくしたり(骨芽細胞)

骨を壊して他の細胞へカルシウムを供給しています(破骨細胞)

カルシウムが不足すると破骨細胞ばかりが働くため骨がスカスカになってしまう、これが骨粗鬆症です

ですから2つのバランスがとても大切なのです


ここで1つクエスチョンです!


成長ホルモンが出やすい時間帯って何時ころだと思いますか?

正解は

夜9時〜朝方6時までの間です

入眠から1時間ほどすると成長ホルモンがで始めここから4時間の間でピークになります。

つまり真夜中に骨がどんどん作られていきます。

これが

寝る子は育つ

と言われる由縁です。

確かに子供の頃、寝てるときの成長痛かなり辛かったな~・・・

夜にしっかり睡眠をとることによって昼間のストレスも軽減されるそうですよ~!

ストレスは質の良い睡眠の大敵です!

睡眠不足はなぜ起こる?

皆さんは睡眠はしっかり取れていますか?

考え事、悩み事、ストレスなどが多い時はなかなか深い睡眠が取れないのではないでしょうか?

このストレスって人体にしたら大きな危機状態です。

ストレスなんて気の持ちようだと、心と体とは無関係だと誤解されてきましたが

負の感情や闇思考は想像以上に悪い影響を引き起こします。

何よりも神経を消耗し、大切なエネルギー源である酸素の欠乏を引き起こします。

心臓から出た電磁波によって体の細胞たちが傷ついてしまうのです

え?心臓から電磁波なんて出てるわけないって?

心臓から電気出てなかったら心電図計測できませんよね〜

話が脱線しました・・・・

睡眠不足=酸素不足=ストレス状態

酸素不足だとリラックスできないため睡眠不足になります。

眠りが浅いくて疲れが取れない時は酸欠状態=頭や神経の使いすぎ(考えすぎ)の可能性が高い。

中には短い睡眠で平気なエネルギッシュな方もいます(笑)そういう方はもちろん例外ですが

ストレス状態だと省エネモードになる

ストレスの危機にさらされた細胞はどうにかしてこれから逃げるために必要な体の働きを強める一方

命にかかわらない働きから省エネする、応急処置を取り始めます。



ストレス状態では副腎皮質ホルモンの中の糖質ホルモンといわれる

「コルチゾール」という物質がたくさん出てきます

コルチゾールは炎症を抑えたりアレルギーや自己免疫疾患などに効果がある一方で

副作用が強いことが懸念されています。

ストレス状態が長く続いてしまうと、副腎ステロイドを長く服薬しているような副作用が出てきてしまうのです。

このコルチゾールは成長ホルモンを抑制してしまうので子供の場合は成長が遅くなったりします。

しかも腸からのカルシウムの吸収を妨げ、尿の中にカルシウムをどんどん出してしまいますので

ストレスの多い人はカルシウムが足りなくなります。(イライラするのはこれが関係しているかもしれません)

子供の成長が遅くなるのも、大人の骨がもろくなるのもこのストレスによるコルチゾールが原因だということは意外と知られていない事実です。

喘息やアトピーの人がステロイドを使うほどにカルシウム不足になり病気の治りも遅くなってしまうのであれば

健康な人以上に十分な量のカルシウムを摂取し、良質な睡眠を取ることが大切だと言えるのではないでしょうか?

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